保育園看護師

園児150人の保育園看護師を経験して☆保育園看護師の役割

保育園看護師の役割について


保育園看護師の役割でいちばん求められるのは、こどもの健康管理と緊急時対応です。

 

保育園には看護師が1人か2人しかいないので、医療職としての役割があります。

 

では普段の保育を通して、看護師としての役割について紹介します。

 

看護師としての専門知識

保育園が看護師を雇う時に期待するのは、看護師としての専門知識です。

 

看護師としての専門知識は、こどもの健康管理や安全管理のために必要です。

 

保育園看護師に期待することとして、感染症が流行している時には、看護師の専門知識で感染拡大を防止してほしいですし、急病や怪我などで緊急対応が必要な時は看護師の専門知識で受診や救急搬送の必要性を判断して的確にケアしてほしいと思っています。

 

感染拡大を予防するためには園児・職員・保護者の全てに協力をしてもらう必要があります。

 

看護師は感染症が流行している時は、保護者に対して感染予防の方法を専門的な立場からアドバイスします。

 

急病や怪我などで医療機関への受診が必要だったり、自宅に帰ってからの注意点や再受診の目安を、看護師の専門的な立場から保護者にアドバイスします。

 

看護師として専門的な知識には、疾患や怪我の知識、感染症拡大防止の知識、保護者への指導の知識などさまざまな専門的知識が必要です。

 

医療の知識

医療の知識は、緊急を要する状態になった時に即座に対応できる知識です。

 

例えば、食物アレルギーのこどもがアナフィラキシーショックを起こした時に、保育士に的確に指示をだし、誰がどのように対処するのかを指示をします。

 

こどもの傍にいて状態観察をする、園長・主任に報告をする、他の園児がパニックにならないようにサポートする、救急車の要請をする、保護者に連絡をする、エピペンを取りに行くなど、誰が何を担当するのかを的確に指示をします。

 

緊急時はスタッフが全員パニックになってしまうことが良くあります。

 

でも、緊急時こそミスがないように的確にスムーズに行動しなければなりません。

 

看護師は医療的知識を持ち、職員が冷静に対処できるようにサポートします。

 

また、内服薬を飲んでいるこどもの情報を集計します。

 

内服薬の種類・効能・副作用や、内服をしているこどもの人数などの集計を出します。

 

座薬も同じく、発熱時の頓服として出される座薬などは、体重に応じて使用料が違うので、看護師が適切に管理します。

 

消毒薬も、薬品や濃度などを看護師が適切に管理します。

 

保育園看護師は、情報の集計や資料作成など、事務作業の多い仕事ですよ。

 

積極的に声かけをする

保育園では看護師は1人か2人しかいません。

 

保育士は、看護師に何をお願いしていいのか、何はダメなのかなど、看護師の業務範囲がわかりません

 

だから、保育士との信頼関係を作るためにも、こちらから積極的に声かけして、雑用でも良いので手伝わせてもらいます。

 

保育園では、こどもの成長や安全を見守るためにチームワークが必要です。

 

看護師と保育士との連携も必須です。

 

看護師と保育士とのチームワークを良くするためにも、こちらから積極的に声かけをして、自分が働きやすい環境は自分で作っていくと良いですよ(´∀`*)

 

看護業務以外にも積極的に手伝う

保育士はこどもの安全や成長を見守るだけでなく、日常生活全てのサポートをしなければならないし、保育計画に沿って保育もし、保護者の対応やクレーム対応など、様々な仕事をこなしています。

 

保育士の仕事は私が想像しているものより、遥かにハードです。

 

保育園看護師は、看護業務だけでなく保育業務も行うのですが、保育士の業務量があまりにも多いので、保育士の仕事をカバーするためにも、雑用を積極的に手伝うと、仕事がスムーズに回ります。

 

看護業務だけを行っていても、保育士との信頼関係は築けません。

 

看護師と保育士が信頼関係が築けていれば、良い保育を提供できるので、こちらから積極的に手伝いを申し出ましょう。

 

保育士の仕事はとにかくハードです!

 

 

こども特有の病気や皮膚疾患についての知識が必要


こども特有の感染症や、皮膚疾患があります。

 

季節により流行る感染症があり、感染症の症状、感染拡大の予防など専門的な知識が必要です。

 

季節により流行るこどもの感染症として、手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱・インフルエンザ・嘔吐下痢・ノロウィルスなどがあり、どの感染症もとても感染力が強く、感染拡大の予防が何よりも大事です。

 

感染拡大の予防は、保育園看護師が積極的に行います。

 

感染症が流行る時期には、保健だよりを発行して、感染拡大防止のために園で行っている方法や、家庭でも行える方法について周知します。

 

こどもの皮膚疾患として代表的なものに、とびひ・あせも・水疱瘡・おたふく・手足口病・みずいぼなどがあります。

 

皮膚疾患も接触感染のリスクがあるので、保護者への感染拡大防止について周知して、園内での感染拡大に注意をします。

 

感染症がわかったら、とにかく早急に対処するのが鉄則です。

 

小さなこどもが集まる保育園では、感染症対策が悪いと、あっという間に感染拡大してしまいます。

 

看護師の専門知識と適切な判断が必要になります。

 

 

工作や遊びにも参加をする


保育園看護師は0歳児・1歳児クラスの保育補助をすることが多いのですが、こどもの工作や遊びにも積極的に参加しましょう。

 

工作や遊びを通してこどもの健康状態や発達段階を見ることができますし、こどもとの信頼関係を築くことも大事な役割です。

 

私は主に0歳児クラスを担当しており、まだ工作などはしませんが、体を使った遊びや、リズム遊びなどを行っています。

 

私も遊びに参加することで、子供たちとは良い関係が築けていると思います。

 

看護師は看護業務に専念するべき!と思う看護師もいると思いますが、保育園では保育がメインの場ですから、看護師も保育業務を行うのは当たり前ですし、保育をしながら健康管理をすることも大切だと思います。

 

 

こどもが大好きだという姿勢を見せる


こどもが大好きだという姿勢を見せるというのは、保育士や保護者に対してですね。

 

保育園看護師の仕事内容や役割について理解している保育士や保護者は少ないので、こちらから積極的に関わっていかないと信頼関係は築けないと思います。
こどもが大好きだという姿勢は、周りにも伝わりますね。

 

こどもも敏感なので、こどもが好きな人には安心して心を開いてくれます。

 

ちいさなこどもが、自分を頼りにしていることが分かると、本当にやりがいを感じますよ。

 

保育園看護師が本当に自分のやりたい看護業務を行いたいなら、自分から積極的に保育士や保護者に関わらないとダメだなと実感しています。

 

というのも、保育園には看護師が1人か2人しかいないので、自分から積極的に関わりを持たないと、いつまで経っても理解してくれません。

 

理解されなければ「看護師なんていてもいなくても同じ」という認識となり、こちらがいくら頑張って仕事をしていても「看護師は楽をしてズルい」とか「良い給料もらってるんだから働け」なんて陰口を言われてしまいます。

 

でも、ちゃんと理解してもらえるように努力をすれば、結果として自分の希望する看護業務が行えるようになります

 

最初から理想を求めると、相手にも受け入れてもらえません。

 

まずはこちらから歩み寄り、理解してもらうことが保育園看護師として働きやすい環境を整えることだと思います。

 

看護師は園に1人しかいないからこそ、頼りになる存在になろう

保育園看護師は園内に1人か2人しかいません。

 

医療職だからと期待してくれる職場もありますが、看護師なんていてもいなくても同じという態度の職場もあるんです。

 

看護師としての存在意義を認めら耐えない職場では、医療職だからと頼られる存在にはなれません。

 

頼られる看護師になるには、日頃から保育士や保護者と積極的に関わらないとダメだとおもいます。

 

最初ははっきり言って、看護師は1人しかなくてアウェイな感じで肩身が狭いです。。。

 

でも、そのまま居心地が悪いな〜と思うだけで何も対策をしなければ、相手も受け入れてくれません。

 

保育士や保護者は看護師なら何ができるのか?何を頼っていいのか?が分からないわけですから、当然頼ろうとはしません。

 

看護師は園内に1人しかいませんので、こちらから歩み寄って、些細なことでも相談したり、話しかけやすい雰囲気を作るのが手っ取り早いです!

 

私は最初は看護師1人で孤独だな〜と思っていましたが、とにかくこちらから挨拶をして、些細なことでも声かけしたり、感謝の気持ちを伝えたりを繰り返していました。

 

今では、保育士や保護者は些細な相談もしてくれますし、信頼してくれているという感じが伝わってきて、本当に嬉しく思っています。

 

 

保護者に園の看護師として存在を認めてもらうために


保育園看護師として勤務時間がある程度確保されているなら、保護者に園の看護師として存在を認めてもらえるチャンスです!

 

園ではお迎えは15時すぎから始まりますよね。

 

0歳児クラスはお迎えが早い人も多いです。

 

15時過ぎまでの勤務時間があるなら、保護者に積極的に関わるチャンスがあります。

 

私は今の園では、保護者に積極的に関われるように、お迎えに来られた保護者への声かけをしています。

 

0歳児クラスは入口を入ってすぐの場所にあるので、保護者が来た時に話しかけやすいんです。

 

今日のこどもの様子や、家でも気をつけて見て欲しいことなど、小さなことでも園での様子を丁寧に伝えます。

 

保護者は、保育園看護師の存在や役割を知っている人はとても少ないのです。

 

でも、積極的に関わることで、看護師として認識してもらえて、信頼関係を作ることができます。

 

保護者の方に園の看護師として存在を知らせる場所は、保健だよりでも可能です。

 

保健だよりでは、感染症の状況や健康診断の日程、体調不良時の対応など、その時期に合った内容を書いています。

 

その中に、看護師としてこどもの気になることや健康・発達相談について簡単に説明をします。

 

そのような相談を看護師にして良いのか分からない方も多いので、保健だよりの一部に健康・発達相談のお知らせをするのです。

 

保護者に看護師の仕事を認識してもらえるし、保健だよりを通して保護者の方に看護師の役割を認識してもらえます。

 

 

保護者は不安です・・・。発達や健康相談には積極的に乗る


保護者の方は、周りの同年齢のこどもと自分のこどもを比べたり、親戚や友人に発達や健康に関して何か言われたりすることで、自分に自信をなくし不安を抱えている方が多いです。

 

背が伸びない・・・食生活が悪いのかと自分を責める、食べムラがあり低体重・・・食育に失敗したなと自分を責める、歩くのが遅い・話すのが遅い・2語文や3語文がなかなか離せない、座っていられない、癇癪が酷い・・・自分の関わり方が問題なんじゃないかと自分の育児に自信をなくす・・・。

 

この不安の無限ループになってしまうと、こどもがかわいく思えなかったり、こどもの成長に気付かない喜べないなど、心が死んでしまいます

 

そうならないためにも、保育園看護師に不安を表出して、対処方法を一緒に考えたり、園で出来るサポートを提案したりしたいと思っています。

 

保護者の方は健康・発達相談なんて気が引ける・・・とか、そんな相談しても良いの?と、看護師の役割が分からないだけに躊躇してしまう方が多いので、気軽に相談できる環境作りが大事だなとおもいます(´∀`*)